アメリカの歴史と共に変化した深いオレンジ色の古材
アメリカ・テネシー州、1900年頃の紡績工場の床材として使われていたハード・メイプル材。
第二次世界大戦中、慢性的な人手不足による床材の生産体制やコスト高の影響により、一度は衰退したメイプル・フローリング。
1940~1950年の間、一工程で本実と床表面を製材できる製材機や人工乾燥の技術向上などで新たな開発や試みが行われ、ゴム製のクッションを下地材とする施工方法の考案もされました。
戦後その甲斐あって、学校建設の需要増加の恩恵もあり、メイプル・フローリング産業は息を吹き返します。 1970年代には、多目的スポーツ施設やバスケットボール・コートへの供給増加により、ハード・メイプル・フローリングに代表されるジム・フロアとして確固たる地位を確立し、今日に至ります。
当商品は経年により新しいウレタン塗装では出せない深いオレンジ色に変化しています。